川イルカの保護と心の解放を目的にイルカ・セラピーの研究と自然体験学習。さらに、自然免疫力を高めるために、海洋スポーツ健康教室を実施。海洋環境療法に取り組む。


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WWF1月メコン川イルカ研究・会議・ワークショプへ参加

メコン川イルカ研究者の岩重慶一です。メコンにかかわり15年がすぎました。あらためて、イルカ絶滅が進んでいるようです。WWFサイドの見解も全体で85頭ぐらいと推測。私たちHAB21
イルカ研究会の長年の調査では、イルカ保護区内で65頭前後、その上流ラオス国境までの水系をいれても100前後と厳しい数字を出しています。過去はラオス側に生息した数をいれて180頭でいたが、ラオスはゼロ。主な理由として、2001年から10年間は、保護区内の魚の捕獲制限等により、かれらの採餌がかなり集中し、前後40キロの領域は魚の宝庫。魚の資源量に見合う量のイルカが調和したことです。私たちが、日本の御蔵島で長年定住しているバンドウイルカだけを研究調査した経験から、個体数の維持と魚類の資源量との増減関数は正比例するということを導いた。そのことを参考に、メコンの保護区内の資源量とそれ以外の領域の資源量を比較して、個体数の補足を考慮すると、5頭の誤差をいれて、60前後と断定してきました。
10年前の記録とほぼ同じ数を維持している。
ただし、御蔵島の場合と違うのは、死亡数である。これが最大の減少要因である。
主な原因は、カスミ網に似た刺し網だ。
ナイロン製の透明な細い網で、価格が安いため手に入りやすい。これに絡むともがけば、もがくほど体全体に絡み、首を絞めつけて、窒息する。その結果苦しく最後舌を出して死ぬ。
あまりに残酷な締め付けて殺すというものだ。
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by hab21iruka | 2012-02-04 10:56